【風花雪月】ユーリス考察|オーバンの紋章は『万紫千紅』カイへ繋がるのか

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『ファイアーエムブレム 万紫千紅』の主人公カイが宿すオーバンの紋章

この紋章、『風花雪月』をプレイした人なら見覚えがあるはず!
そう、追加コンテンツ「煤闇の章」に登場した灰狼の学級のリーダー、ユーリスが持っていた紋章です。

四使徒の一人から受け継いだ「失われた紋章」が、なぜ新作の主人公に?
血縁関係があるのか、それとも別の継承方法なのか。

今回は『万紫千紅』への橋渡しとして、ユーリスというキャラクターを改めて深掘りしていきます。
彼の複雑な経歴、本名の謎、そしてオーバンの紋章が持つ意味。

知れば知るほど、カイとの繋がりが気になってくるはずです。

目次

ユーリスとは|灰狼の学級を率いる「アビスの王」

まずは基本情報から。

項目内容
名前ユーリス・ルクレール(偽名)
誕生日帝国暦1160年8月12日
年齢19歳(1部)→ 25歳(2部)
身長171cm
所属灰狼の学級(ヴォルフクラッセ)
紋章オーバンの紋章

ガルグ=マク大修道院の地下に広がる都市「アビス」。
そこに身を寄せる人々を束ねる灰狼の学級のリーダー格、それがユーリスです。

口調は砕けていて、どこか食えない雰囲気を漂わせている。
でも目上の人間にはきちんと敬語を使うし、仲間のためなら損得抜きで動く義侠心も持っている。

20代半ばになっても自分を「美少年」と称する自信家な一面もあるんですが、実際に美形なので説得力があるんですよね。化粧もしてるらしいです。

ちなみに意外な弱点として動物アレルギー持ち!
騎馬系の兵種にしづらいのはそういう理由もあるのかもしれません。

複雑すぎる経歴|貧民街から伯爵家、そしてアビスへ

ユーリスの経歴、かなり波乱万丈なんですよね。

貧民街で生まれた「街娼の子」

出自はフォドラ西部の貧民街。母親は街娼だったとされています。

生まれながらに社会の底辺に置かれた存在。
そこから這い上がるために、彼は幼い頃から知恵と度胸で生き延びてきました。

ローベ伯爵家の養子、そして青獅子の学級へ

転機となったのは、ファーガス神聖王国のローベ伯爵家に見出されたこと。
養子として迎えられ、士官学校では青獅子の学級に在籍していた過去があります。

貧民街の子供が貴族の養子になり、王国の名門学級に通う。
普通ならそこでサクセスストーリーが始まるはずでした。

除籍処分、アビスへ

でも彼はその道を自ら閉ざします。

セイロス教団から「かつての仲間である賊を討伐せよ」という課題を出された際、ユーリスは教団に抗議。
結果として揉めに揉めて、除籍処分となりアビスへ堕ちることになります。

貧民街時代の仲間を切り捨てられなかった。
出世や安定より、義理を選んだということなんですね。

「人喰い燕」のリーダーとして

アビスに降りた後、彼は裏社会で勢力を持つ極道組織「人喰い燕(ひとくいつばめ)」のリーダーとなります。

この組織名、よく考えられてるなーと思いまして。
燕は農作物の害虫を食べる益鳥。
彼の組織は「弱者を搾取する害虫(人間)を食い殺す」という意図で名付けられています。

また「燕(ツバメ)」という言葉には、貴族の年下愛人を指す隠語の意味もある。

長十郎

美形で洒脱な彼の外見と重ねているんだろうな

本名の謎|「ユーリス」は偽名だった

実は「ユーリス」という名前、本名じゃないんです!

王国時代の偽名

彼が「ユーリス」を名乗り始めたのは、ローベ伯爵家の養子になった頃。
つまり王国貴族として生きるための名前だったわけです。

さらに一時期は帝国風の名前を名乗って、帝国貴族に仕えていたこともあるらしい。
状況に応じて名前を使い分けてきた、というのが彼らしいですよね。

本名は「星の名前」に由来する

長十郎

じゃあ本名は何なんだ?

『無双 風花雪月』の主人公との支援会話で、興味深いヒントが出てきます。
本名は「特定の白い明るい星の古い名前」に由来するとのこと。

ファンの間では「レグルス」が有力視されています。
しし座の一等星で、ラテン語で「小さな王」を意味する名前。

貧民街出身なのに「王」の名を持ち、アビスで本当に「王」と呼ばれる存在になった。
もしレグルスが本名なら、なかなか皮肉な運命だなあと感じます。

ただ、彼自身はこの本名を明かしたがらない。
過去を捨てて生きてきた彼にとって、本名は「捨てたはずの自分」の象徴なのかもしれません。

オーバンの紋章と「死と再生」

ここからが本題です。

四使徒オーバンとは

フォドラの歴史には「十傑」と呼ばれる英雄たちがいますが、それとは別に「四使徒」という存在がいました。

聖オーバン、聖ノア、聖ティモテ、聖シュヴァリエの4人。
彼らは「宝杯の儀」という秘儀に関わっていたとされ、その紋章は歴史の表舞台から消えて「失われた紋章」と呼ばれるようになります。

十傑の紋章が各国の貴族に受け継がれて権威の象徴になったのに対して、四使徒の紋章は闇に葬られた
このあたりの経緯も『万紫千紅』で掘り下げられるのかもしれません。

紋章を宿した経緯|「一度死んだ」少年

ユーリスがオーバンの紋章を得た経緯は、かなり壮絶です。

子供の頃、貧民街で猛威を振るっていた流行り病にかかり、死にかけていた。
そこに現れたのがオーバン本人と思われる老人でした。

老人は自分の血をユーリスに与え、彼を病から救う。
そしてユーリスは紋章を宿し、老人はその後亡くなったとされています。

若々しい姿のまま|不老の示唆

もうひとつ気になるのが、一部のペアエンドで言及される「若々しい姿のままだった」という記述。

オーバンの血を受けたことで、通常の人間とは異なる時間の流れを生きている可能性がある。
ナバテアの血が混じったことによる不老、あるいは老化の遅延ですね。

長十郎

『万紫千紅』が未来の話なんだとしたら、何かヒントになったりするかな

英雄の遺産「ドローミの鎖環」とダグザ

オーバンの紋章に対応する英雄の遺産、それが「ドローミの鎖環」です。

能力|機動力に特化した装備

ドローミの鎖環の効果は、装備者に「移動力+1」と「再移動」を付与するというもの。

派手な攻撃性能はないけれど、戦場を縦横無尽に駆け回れる。
ユーリスの専用職「トリックスター」との相性は抜群ですよね。

来歴|ダグザから教団へ

面白いのがこの遺産の来歴です。

もともとは十傑の子孫がダグザへ渡った際に伝わった宝物だったとされています。
その後、帝国への献上品となり、最終的にセイロス教団に接収された。

ユーリスはこれを教団から「借り受ける」形で使用しています。

ダグザとダグシオン

ここで気になるのが、『万紫千紅』の舞台「ダグシオン」との関係。

『風花雪月』におけるダグザは、フォドラの西方に位置する異国として言及されています。
一方、ダグシオンはフォドラの地名には存在しない。

ただ、名前の響きは明らかに似ています。

ダグザが時代を経てダグシオンになったのか。
それとも元々同じ文化圏で、呼び名が違うだけなのか。

ドローミの鎖環がダグザに伝わっていたという設定を考えると、オーバンの紋章とダグシオンの間には何らかの繋がりがあってもおかしくない。

長十郎

オーバンと関わりの深い土地なんでしょうか?

支援会話から見る人間関係

ユーリスの人となりは、支援会話を見るとより深く理解できます。
特に印象的な3人との関係を紹介しますね。

ベルナデッタ|幼少期の「誘拐未遂」

ベルナデッタとユーリスの間には、意外な過去の接点があります。

幼い頃、ユーリスはベルナデッタを「連れ去ろうとした」ことがあるらしい。
ただこれ、悪意のある誘拐ではなく、虐待されていた彼女を「救おうとした」という文脈で語られています。

貴族の令嬢と貧民街の少年。
普通なら交わるはずのない二人が、過去に接点を持っていた。

ベルナデッタの家庭環境の闇と、ユーリスの義侠心が垣間見えるエピソードです。

ドロテア|貧民街からの同志

ドロテアとは「貧民街から這い上がってきた同志」という関係。

二人とも底辺から自力で這い上がり、今の立場を勝ち取った。
その共通点が、独特の信頼関係を生んでいるんですよね。

ただ、ユーリスはかつて彼女の代役として歌劇の舞台に立ったことがあるらしいんですが、そのとき自分の惨めさを痛感した。
それ以来「人前で歌うこと」が嫌いになったとのこと。

華やかな世界で輝くドロテアと、裏社会で生きる自分。
同じ出自でも、たどり着いた場所が違うことへの複雑な感情があるのかもしれません。

イングリット|彼女の笑顔のために

ユーリスは料理が好きで、「自分の作った飯を食っている奴の笑顔」を何よりの報酬と感じるタイプ。

特にイングリットが美味しそうにご飯を食べる姿を見るのが好きらしいです。

長十郎

Win-Winの関係すぎる

彼女のような実直な騎士が、何も心配せずに笑顔で食事できる世界。
ユーリスが守りたいものって、結局そういうことなんだろうなと思わせる関係です。

『万紫千紅』カイとの繋がり

さて、ここからがタイトル回収です。

カイもオーバンの紋章を持っている

『万紫千紅』の主人公格であるカイ。
彼のスキル欄には、ユーリスと同じオーバンの紋章が確認できます。

失われた紋章とされ、風花雪月ではユーリスしか持っていなかったもの。
それが新作の主人公に宿っています。

ただ…、

紋章の宿り方が違う|血と紋章石

二人の紋章の宿り方には明確な違いがあります。

ユーリスの場合は、オーバン本人から血を与えられて後天的に紋章を得ました
いわば「輸血」によって紋章を継いだ形です。

一方カイは、手のひらに紋章石らしきものが埋め込まれている描写がある。
血ではなく、物理的に紋章の力を宿している可能性があるんですよね。

これがドローミの鎖環にはめ込まれてる紋章石と同じものなのか、それとも全く別の何かなのか。

血縁か、継承か、それとも

二人の関係性として考えられるのは、いくつかあります。

まず血縁関係。
もし『万紫千紅』が風花雪月のあとの話だと仮定した場合ですが、ユーリスはペアエンドによっては子孫を残している可能性があるので、カイがその末裔という線。

あるいは、二人は全く別ルートで紋章を得た可能性もある。
オーバンの眷属が複数いたなら、紋章石も複数存在しうるわけで。

『万紫千紅』が風花雪月の前の話なら、ドローミの鎖環にはめ込む前の紋章石がカイの手のひらに受けこまれてる、なんてこともあり得るかもしれません。

長十郎

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まとめ|オーバンの紋章が繋ぐ物語

今回は『万紫千紅』への橋渡しとして、ユーリスというキャラクターを深掘りしてきました。

この記事のポイント

この記事のポイント
  • 貧民街出身から伯爵家の養子、そしてアビスの王へ。波乱万丈な経歴を持つ
  • 「ユーリス」は偽名で、本名は星の名前(レグルス説が有力)に由来する
  • オーバンの紋章は四使徒から血を与えられて後天的に宿したもの
  • ペアエンドでは「若々しい姿のまま」という不老の示唆がある
  • 英雄の遺産「ドローミの鎖環」はダグザ経由で伝わった

そして『万紫千紅』のカイも同じオーバンの紋章を持っています。

血による継承と、紋章石の埋め込み。
宿し方は違えど、二人が同じ紋章で繋がっているのは間違いありません。

『万紫千紅』で四使徒の物語がどう描かれるのか、発売が楽しみですね。

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