「集中できない…」を変えた!中学受験×ヤルッキャ|発達障害・境界知能の子に合った勉強法

集中が苦手な子の家庭学習 自習室「ヤルッキャ」実際どうだった? アイキャッチ画像

どうも!長十郎です。
発達特性のある子にとって、勉強へのとりかかりや集中の維持って本当に難しくないですか?

我が家の息子も、「やらなきゃ」と思っていてもなかなかスイッチが入らなかったり、やり始めてもすぐ気が散ってしまったりと、毎日の学習習慣を作るのに本当に苦労してきました。 

そんな時に出会ったのが、「ヤルッキャ」というオンライン自習室サービスでした。 実際に使ってみたところ、驚くほど息子に合っていて、今では家庭学習の大事なルーティンの一つになっています。

この記事では、ヤルッキャがどういうサービスなのか、発達障害・境界知能の子にとってどんなところが良いのか、実際に利用して感じたメリットなどを詳しく紹介していきます。

目次

中学受験を目指すうえで困っていたこと

机の上に勉強道具が散らかっている様子

発達特性のある子にとって、「勉強のやり方」以前に大きな壁となるのが 勉強を始めるまでの流れそのもの でした。
うちの息子も例外ではなく、 毎日の声かけで私も疲れるし息子もストレス溜まるし…

ここでは、ヤルッキャを始める前に私たちが直面していた困りごとを紹介します。

机に向かうまでの攻防が毎日ある

「いつからやる?」
「いつまでやる?」
「もう時間だよ!」

この同じやり取りを、毎日繰り返すことのストレス…!

YouTubeが主な害悪ですが、「まだ動画見てるの?」「休憩長すぎない?」なんて言葉を何度言ったことか。勉強の中身に入る前に、“始めさせる”ことに全エネルギーを使い果たしているような感覚。

長十郎

ゲームは案外時間通りに終わらせられるんだけどなあ

YouTubeは本当に邪魔でしたね。与えておいてアレですが。
動画に長く浸かれば浸かるほど、机に向かうハードルがどんどん高くなる印象です。

ダラダラ机に向かってしまう

やっと机に向かったとしても、なかなか集中できない。 
分からない問題が出てくると集中が切れるし、考えてる途中で何か別のこと思い出して集中が切れるし、そもそも最初から集中してないのかもしれない…。

私がつきっきりで声をかけたり、進捗を見たりしないと成り立たない状況に限界を感じていました。

自宅での学習は誘惑が多くてなかなか難しいですよね。

塾の自習室を使えばいいのでは?という話かもしれませんが、行っているのは普通の個別指導塾で中高生が大半。
その中で小学生が自習のためだけに塾に向かうのはなかなか無理なものがありました。

オンライン自習サービス「ヤルッキャ」とは?

ヤルッキャトップページのスクリーンショット
出典:ヤルッキャ

そこで目を付けたのが「ヤルッキャ」 !
大手中学受験塾のサピックスと提携したことでも話題になったサービスなので、中受界隈では結構知名度高いんじゃないでしょうか。

子どもが自ら机に向かい集中するふしぎ体験
小学生のためのおウチ自習室
自習室をおウチで再現できるWebサービス

という公式キャッチコピーの通り、家にいながらまるで図書館や塾の自習室にいるような環境を作り出してくれます。

利用者の層や特徴

ヤルッキャは小学生を対象としたサービス。

長十郎

中学生以上向けには別の類似サービスも展開されてます

主な特徴は次のとおりです。

お互いの様子を映し合って一緒に勉強

勉強中の子ども同士が画面越しにお互いの様子を見ながら取り組みます。

画面に映るのは監督役のスタッフと、自分を含む小学生たち5名。

相手の顔と背景にはボカシがかかっているため、プライバシーも安心です。

子どもの勉強の様子がメールで届く

学習中の様子が録画され、親にメールやLINEで送信されます。

親が不在のときでも自習の様子を確認できるので、「ほんとに勉強した…?」と疑心暗鬼にならずに済みます。

努力結果によってポイントを付与

勉強を達成するとポイントが貯まり、1ポイント=1円でAmazonギフト券に交換できます。自分で使うのも、家族にプレゼントするのも自由です。

どんな仕組み?

ヤルッキャでは、30分おきに予約枠が設定されていて、24時間いつでも利用可能です。

なので結構朝早い時間でも、「こんな時間に勉強してる小学生いるんだ…!」という気持ちになれます。周りに中受生がいない地方民にとってはとてもありがたいんですよねこれが。

長十郎

自分だけじゃないんだ!って思えます

予約した時間になったら自習室に入室し、自分の手元と顔が一緒にカメラに映せるようスマホを設置して勉強をスタートします。
時間になったら運営スタッフが声をかけてくれ、簡単な準備体操をしてから学習開始、終了時にも再び声かけ。

LINEと提携しておくと、学習終了後にその様子の録画が親のもとに届きます。
そのタイミングでポイントがもらえるルーレットが始まるんですが、これがうちの息子のお気に入りでヤルッキャを辞めたがらない一番の理由。

長十郎

正直このポイントのために頑張ってる節があります

料金

料金は月額980円とリーズナブルで、初めての方には2週間の無料体験も用意されています。

クレジットカード登録も不要で、無料期間後に自動課金されないのでありがたい!気軽に試せます。

実際に「ヤルッキャ」を使ってみて感じた効果

勉強をしながらガッツポーズしている小学生

「今、他の子も勉強してる」が原動力に

オンラインとはいえ、他の子が画面越しに一緒に勉強している様子を見ることで、うちの息子も25分間しっかり集中して机に向かえるようになりました

画面越しとはいえ「見られているかも」という感覚も、いい緊張感を生んでいると思います。

繰り返してるとある程度慣れてきて緊張感も薄れてきてますが、それでもまだまだ勉強を始めるきっかけとしては力強い相棒です。

親子の距離が取れて、お互いラクになった

「ヤルッキャの時間だよー」と声をかけるだけで、息子はすぐに勉強の準備を始めるようになりました。

今までのように「いつ始めるの?」と何度も問い詰めるようなやり取りが減り、親子ともにストレスがかなり軽減

勉強時間が自然に増えた・習慣化した

ヤルッキャには一週間に最低5つの枠を設定し、そのうち8割の枠で学習を達成すると50ポイントのボーナスがもらえる仕組みがあります。

長十郎

例えば5枠予約すると、4枠勉強すれば達成できるマップみたいなのが表示されます

未達成だとポイントがマイナスになるペナルティもやる気を後押ししてます

このため、自然と勉強時間が増え、スケジュール管理もスムーズになりました。いつに予約する?と相談して、自然と一週間のスケジュールを決めていく感じ。

それと、長時間集中できない息子にとっては、25分ごとの学習枠がちょうどいいんですよね。
連続して枠を予約する子も多いと思うんですが、うちは休日だと午前中に1枠、昼に1枠、夜に1枠と数時間おきに利用するスタイルが定着しています。

まとめ|「集中できない」悩みを減らすには

うまくいかない日もあって当たり前

ヤルッキャから届くLINEにはいつも

「集中していないように見えても叱らないでね」
「問題の×が多くても叱らないでね」
「大らかな気持ちで見守って」

といった保護者へのメッセージが書かれています。

このメッセージを見るたびに自分への戒めになりますし、運営側の温かな姿勢が伝わってきて結構好きなんです。

ただでさえツラい受験勉強、追い込んでもいいことないですしね。

「自分でがんばる」感覚を少しずつ育てよう

今はまだヤルッキャの予約時間に私が声かけをしていますが、「ヤルッキャがあれば自分で集中できる」という自信がつけば、自走への第一歩になると期待しています

将来的には、中高生向けのサービスにもお世話になりたい!

「親の負担軽減」にもつながるのが大きい

ヤルッキャを始めた一番の動機は、親の気疲れを軽減したいというものでした。

実際に利用してみると、親の負担が減りましたし、ポイントがもらえるということで息子のモチベーションにも寄与してくれて本当にありがたいサービスです。

これからも継続して活用させていただきたいと思っています!

\2週間無料体験できます/

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また!

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